「あ、自己紹介まだだったよね!
私、白崎鈴香!よろしくね!!」


「俺は斉藤和紀。よろしく!」

「斉藤...和紀...
なんかどっかで聞いたことのある..」

「!!...まぁ、同姓同名なんて
この世にたくさんいるだろ...」

「?まぁ???そういえば、
いくつ?私と同じくらいに見えるんだけど。」


「俺は...高一。」

「まじで!!私中三なの!!」

「はっ!??お前受験生じゃねぇかよ!
勉強しなくていいのかよっ!!」


「そのことで親とケンカしたの!

もう今年の夏は塾も行かないし、
勉強もしない!だから家出てきたの!」


「はぁ...バカだろお前。
困るのは自分だぞ?
俺でよかったら勉強教えるから
少しづつやれよ??」

「和紀教えてくれんの!??
ならやるっっっ!!!」

「いきなり呼び捨てかよ!笑
いいけどさ?じゃあ鈴香...
俺はスパルタだぞ?覚悟しとけよ!」


「望むところだぁ!!」