――――‥‥高校時代


オレと天音はいわゆる中学からの腐れ縁ってやつで、自分のホントの気持ちに気づいたのは高1あたりで付き合い始めたのは、それから遅くなかったんだ。



それで、天音と付き合い始めて間もない頃、オレはこの世界に入ってみないかって、スカウトされたんだ。



もちろん、天音との時間が減るのは嫌だったけど芸能界はオレの夢でもあったんだ。



だから、天音に相談したんだ。



そしたら、天音は笑顔でオレの背中を押してくれたんだ。