ラスト

あの夜から一ヶ月が過ぎた。

あれから彼は、

正弥が来ない日は毎日来てくれた。

今日は正弥は出張でここには来ない。

彼は夕方から家に来た。
夕食を作っていると、彼が後ろから抱き締めた。

いつもこんな感じ…

それなのにドキドキする

彼の吐息が首筋に当たるから余計に…

その時だった。

私の携帯が鳴り、誰かと思ったら、正弥だった。

「今から帰るね」

その一言で電話は切れた

急な事で、どうして良いのか分からない…

その時、チャイムが鳴った。

正弥だ…

彼はベランダに隠れた。荷物と共に。

正弥にバレないか不安でドキドキが止まらない…

正弥が後ろから抱き締めた…

そのまま押し倒された。

彼が見つかるかもしれないのと、

彼に見られながら、彼に抱かれているので、