「…え!?嘘、図星?」
私の反応に咲が興奮してソファから立ち上げる。
「だから言っただろ?俺の目をごまかせねぇって」
「えーっ!徹っちゃん凄いよ!」
「だろ?」
勝手に話を進める2人。
私、''うん''とも言ってないんだけど…。
「ね、いつからいつから?」
「…え」
「だーかーらー!春だよ!いつから好きだったの?」
興奮している咲はかなり私を急かしてくる。
「……中学生の頃から」
咲に嘘が通用しないことを知っている私は、ついに白状した。