翌日、私は自分の勤めていた会社にしばらく休むと電話で連絡を入れ(怒られたけど…)池田サンの居る車に向かった

池田サンも電話していた
『ハイ、ちょっと熱が下がらなくて…申し訳ありませんが…』
電話が終わるのを待ち

「ごめんなさい!!車で寝かせたからですね!?」

『ちゃうで、仮病やでぇ~』

「え?」

『まだまだ問題残ってるで、その念をかけた相手見つけといた方がええで』

「あ!」
私の為に休んでくれたんだ…

『その女性の心辺りとかは?』

「ん~…何人かは正輝に告ってきてたけど…正輝は相手にしてなかったし、私も正輝しか見てなかったから…」

『ん~その中におるんやろけど…少なくともその告ってきてた人は顔みたらわかる?』

「えぇ…一応…」
と、私は力無く頷いた