君のアドレスⅡ


「ありがとう。



で、用はこれだけ・・・?」






「ぁ、まぁ・・・」





「じゃぁ、あたしは行くね。」






と、出された水も飲まずに





店を出た。






これ以上海と関わったら、




あの想いがよみがえりそうで怖かった。