はっ?
この人、教師なのぉ~!?





ってか、私いない方が話しやすいんじゃ………。





「ヒッ、ヒドイ!
あたしには涼平しかいないのよ!」





「はっ?
俺のこと、いつから呼び捨てにして良いつったんだよ。
俺は、アンタのモノでもねぇーし、誰のモノでもねぇーの。
残念でした。
つぅーか、明日試験で今、アンタのことを考えてる余裕ねぇーから早く帰ってくんねぇ?
それとも何?
明日の試験勉強手取り足取り教えてくれるワケ?」





不敵な笑みを浮かべる涼平くん。
こんな涼平くん初めて見た。
さっきからの携帯の受信先は“彼女"からだったんだってことに気が付いた。





………。
ってか『手取り足取り…』って何?





フンガァァァ~~~!!!






私の頭の中は軽い(?)パニックを起こしていた。