「ダメなものはダメに決まってるでしょ!」


佐藤さんが助け舟を出してくれた。



どうやら鈴木さんは、

佐藤さんが苦手らしい。

あっさり諦めて、

喫煙室から去った。


「佐藤さん、ありがとうございます。助かったー!」


「あの人はあれくらい言わないと、ダメなのよ。」


「そうなんですか。」



はー。

この先大丈夫かなー?

鈴木さんとは同室なんだけど。




かなり不安になってきた。