「すいません、
こいつ俺の彼女なんで」
そういうとチャラ男は
「チッ。
彼氏もちかよ」
といってどこかへさって言った
とりあえず、周りからの視線が
かなりいたいっつーこっとで、
人気の少ない階段に今度は
俺が奈月の手を引っ張って移動した
「ちょっと」
俺が手を離して奈月を見ると
なぜか奈月はすっげぇ殺気で
俺のことを睨んでいた
は?
なんでだ??
俺はナンパから開放してやって
むしろ感謝すべきはずだろ!?
なんでにらまれてる??
「どーゆうこと!?
あたしはあんたの彼氏に
なった覚えないんだけど?」
「あぁ!!
あれは奈月を助けようと
いったうそなわけでだな」
「どんな事情があっても
うそはついちゃだめなの!
あんたそんなこともわかんないの?」
なんか、いらねーとこで
やけにまじめな奴だな......
あぁ~
ますますめんどくせぇ~~~

