「よし、これにしよーぜ」
「じゃあ、夕矢はこの
“エラソーなネコ”ね!」
「俺のどこがエラソーなんだ!?」
「うーん......すべて?」
「てめぇっ....!」
「まぁまぁ、夕矢落ち着いて」
「称磨君はこれね」
そいいって出されたのは
ナルシストなネコ......
「俺ってナルシスト??」
「なんとなく、
なんか自分のことかっこいい
とか思ってそうだし」
まぁ、確かに.....
「緋那は.....
あ、“ツンデレなネコ”ね!」
「ツン....デレ??」
「うん!
みんな緋那はツンデレだっていってるよ!!」
「まぁ、未影がそういうなら....
じゃあ、未影はこれね
“優しそうなネコ”」
「じゃあ、これにするっ!!」
そうなって........
実際はそうじゃないのかよ!?
優しいって言い切れよ!
「よっし!!
俺がおごってあげようではないか」
「ほんとっ!?
ありがとー、称磨君!!」
「めずらしいことすると雨降るぞ」
「ひどい言いようだな」
せっかくおごってやろう
って気になったのに!
結局夕矢のも俺がはらってやった
......雨、大丈夫だよな??

