借金とりとおにごっこ!?


「称磨君ー、緋那ー!
なに話してるのぉー!?」



やべっ!!

話に集中してて
未影ちゃん達とだいぶ距離ができていた


奈月もそれにあせったのか
走って未影ちゃんの隣にいった



俺も早く追いつかねーとな



「お前ら、なに話してたんだよ」


俺が夕矢に追いつくと夕矢にそう聞かれた

夕矢はけっこう勘がいいからなぁ


墓穴ほらねぇようにしないとなっ!!

ばれちまったらせっかくの
サプライズプレゼントが台無しになる


「ただの世間話だ」

「称磨は奈月嫌ってなかったか?
嫌ってる奴と世間話とは......
ありえねえだろ」

「や、そのさ、、
話してみると結構普通の子でさ。
なんか盛り上がっちゃったみたいな」



さすがにこの言い訳はまずかったか?


「ま、もういーわ。
どうせくだらねーことだろ」


はぁーーーー

よかった.......
夕矢の興味がなくなって


あのまま問い詰められたら
ぜってーばれてた