「おま、聞いてたのかよ...」
「聞いてたわけじゃないわよ。
きこえてきたの」
「片凪くん。
うちはちとあんたを軽蔑したぞ」
「まぁ、まぁ、2人とも」
「「称磨(君)はだまってて!」」
「はい.....」
急いで止めに入った称磨君は2人に怒鳴られ、肩を小さくして後ずさりした
「確かに付き合ってとは言われた。
けど断ったし、向こうも本気じゃない」
「あたしにはそうは見えなかった」
「そーだ、そーだ」
「それに、いくらなんでも
くっつきすぎだと思う」
「そーだ、そーだ」
なんか雅は、村長に引っ張られて反対運動に参加した住人その1みたいになってる
もちろん緋那が村長
「だから、あいつとはそんなんじゃなくて」
「じゃなくて?なによ」
「そーだ、そーだ」
「もう、そのくらいにしとこ、ね?」
なんだか見てるのに耐えられなくなって
2人の止めに入った
まぁ、菜乃香がそうゆうなら
と2人はようやく落ち着いてくれた様子
止めには入ったけど
やっぱりちょっと気になる
断ったっていったって
相川さんが夕矢に告白したのは確かなのであって
それはつまり夕矢が相川さんのこと好きになっちゃったら2人は両想いなのであって
うわー、嫌だよ、そんなのぉー!

