緋那のおかげでなんとかプレゼントは完成!
....したんだけど、
思わぬところで問題発生中
「ひゃあ!」
「あ、ごめん菜乃香。
けがしてない?」
「う、うん。大丈夫.....」
なんてゆうか、その
緋那は料理が出来ないみたいです
いや、もう出来ないとか
そんなレベルじゃないかもしれない
手で抑えず、包丁を野菜めがけて振り下ろすもんだから、さっきからジャガイモやら人参やら
いろんなものが飛んでくるんです
クリスマスパーティーする前に
苦しみますパーティーだよ
ここは、出来れば緋那には食材ノータッチでいってもらおう!
ケーキ買いに行ってる称磨君と夕矢ももう少しで帰ってくるだろうし、そしたら料理の方は2人に手伝ってもらうとしよう♪
「あ、えー、と。緋那?
緋那も雅と飾り付けにまわって。
あとは夕矢達に手伝わせるから!」
「?いいよ、菜乃香一人じゃ大変でしょ??
2人帰ってくるまで手伝うよ?」
お願いだから飾りに行ってー!
という私の心の声も届かず
緋那はまた野菜めがけて包丁を振り下ろす
今度は私の真横をレンコンが通り過ぎて行った
どうやったらこんなに食材が飛ぶんだろう?
逆にすごいよ、その切り方.....
ハハハハーと苦笑いしながら
私は肉を一口サイズに切っていく
唐揚げを作るのです♪
緋那がいる限り、作れそうにないけど.....
いつ野菜が飛んでくるか危なくて火なんか使えないよぉ

