借金とりとおにごっこ!?



クリスマスパーティーに向け
今私たち3人はデパートで
お買いもの中です

何を買おうか見ていると
余計なものまで買ってしまいそう

デパートは誘惑が多い魔の地です


「ねぇ、2人は何あげるの?」


急に雅がニヤッとしながらそう言った

何あげるの?
天ぷら?唐揚げ?なすび??

パーティーで何作るか?って話かな?


「「唐揚げ!」」

「...思わぬところで、
しかも思わぬ答えでハモっちゃったよ。
そうじゃなくて!
プ・レ・ゼ・ン・ト」

「なんだ、そっちね」

「いやいや、緋那なんだじゃないよ。
唐揚げの方がよっぽどなんだだよ!」

「プレゼントかぁー。
あれだよね!音楽かけてストーップ
するやつだよね??」

「うん、菜乃香。
それはナシの方向性で頼みますわ。
うちはね、そうじゃなくて!
ほら、好きな人へのプレゼント
何にするのって話ですよ」


好きな人へのプレゼント.....

自分にリボンつけて
『私がプレゼントだよ』
っていうやつのこと?

...........夕矢に?


「駄目だよ!絶対無理!!
まず冷たい視線送られて終了だよ!」

「おーい、何あげる気でいたのー。
で、緋那はどうなのよ」

「.....え?
そ、それは.....////////」

「何故にー!?
うちそんなに恥ずかしくなるような
質問しちゃったの!?
聞いたうちが一番びっくりだよ!」