借金とりとおにごっこ!?



「よし、今日はこれで解散!
皆お疲れ様っしたー!!」


噂の称磨君がそう言って
打ち上げは終了した

はぁ、なんだかんだで体育祭も
あっという間に終わっちゃった

あんなに嫌だったけど、
なんだかんだで楽しかったな


「皆、バイキング楽しんだ?」

「うふふ、称磨君。
称磨君が他の人のとこばっか居るから
緋那がやきもちやいてたぞ」

「え、雅ちゃんまじで!?」

「ち、違うっていったじゃない!」

「もう、強がっちゃって」

「そっか、ごめんな。
寂しい思いさせて.....
でも俺は緋那が一番好きだから」

「だから、違うってば!
そんなんじゃなくて......」

「じゃなくて、なに?」

「そ、それは.....
もうっ!ほんとは......ね」


緋那の言葉に注目する
ほんとは、なんなんだろう?

緋那はなんていうのかな??

もしかしたら久しぶりの緋那の
デレを見られるかもしれない


「ほんとは、ちょっとだけ。
嫉妬しちゃった///」

「「緋那、可愛いー」」


雅と同時に緋那に抱き着いた

緋那と称磨君は
顔を真っ赤にさせている

夕矢は、そんな私たちを見て
少しだけど笑っている



体育祭.....
それは忘れられない
大切な思い出の一つになりました