「はぁー、食べたたべた」
「もう満腹で動けないね」
雅と椅子にもたれかけお腹をさすった
思ったより結構量あったなぁ
「本気で全部食いやがった」
「あったりまえでしょ!」
「いや、普通は食えないからな」
「そう?」
夕矢が小食なだけじゃないかな?
だって、私より小さい雅が
同じくらいの量完食してるし
「本当にあれ全部食べたの!?」
緋那が夕矢と同じようなことを
言ってきた
「「うん、もっちろん!」」
「はぁ、よく食べれたわね.....
ある意味尊敬するわ」
「そういえば、緋那の奥さん。
称磨君はどこにおられるの?」
「あぁ、あのバカは
なんか今日は主役だからとか言って
いろんなところ放浪してるわよ。」
「なるほどねぇ、菜乃香さん」
「なるほどですね、雅さん」
2人して緋那の顔をじっと見た
「な、なによ?」
「緋那の奥さん、夫が取られちゃって
嫉妬しておられますわよ。菜乃香さん」
「そうですわね。
緋那の奥様可愛いですわね、雅さん」
「な!?ち、違うわよ!」
そういって緋那は顔を真っ赤にして
頭をぶんぶん振った
もぅ、ほんとに可愛いんだから

