「疲れたねー」

「うちは昼からだったから
まだまだいけるよー!」

「あたしはもう無理.....」


ふぅーと息を吐き2人して雅を見た


「うん?なんだい??」

「「雅って店員向いてるよね」」


同じことを思ってたみたいで
きれいに緋那とはもった


「そう?
じゃあ、将来の夢『店員さん』
にしちゃおうかな??」

「うん、いいと思う」

「え、本気にしちゃうよ?」

「うん、私もいいと思う」

「そっかぁ、店員さんか.....
そだ、2人は将来の夢とかあるの?」


将来の夢かぁ.....
考えたことなかたなぁ

うーん、私ってなにが向いてるんだろ


「あたしは、教師。
数学か小学校のになれたらいいなって」

「教師か.....
緋那らしいね、うんうん。」

「そう?
まぁ少なくとも雅はなれないね」

「失敬だな!
うちだってその気になればなれるよ!
まぁ、その気にならないから無理だけど...
菜乃香は??」

「私は.....なんだろ?」

「菜乃香はさ、栄養士とか
そういう料理系の仕事
いいんじゃないかな?」

「あ、確かに!
菜乃香料理美味いし!
記憶力いいしね!!」

「そうかな?
じゃあ私の夢は栄養士だね!」

「決まり!
夢に向かって、青春だぁ」

「わけわかんないし」


アハハハと笑って
皆で顔を見合わせた

栄養士かぁ.....
ちょっと頑張ってみようかな?