「で、どうしたの?」
「あ、うん、実はね。
私明日から麗華さんのとこで
早速働くことになったの。
それで、人手がたりないから
もしよかったら
緋那にも手伝って欲しいなって」
「うん、いいわよ。
あたし特に用とかないし。
それに菜乃香のお願いだもの」
「あ、でも、その.....
なんていうか営業服が.....
メ、メイドさんの服だったりして」
「.......へ?
メ、メメメメメイド!?
今、メイド服って言った!?!?」
「はい、メイド服って言いました」
「メイドは.....
で、でも菜乃香の頼みだし.........」
緋那がなにやらぶつぶつと言ってる
やっぱり無理だよね、うん
「緋那、無理しなくていいんだよ?」
「..........やる」
「..........え?」
「やる、菜乃香と一緒に働く!」
「え、ええええええ!?
いいの?メイド服だよ??」
「うん、菜乃香も一緒なら我慢する。
それに、菜乃香一人じゃ不安だし」
「うん、緋那がいてくれたら助かるよ♪
ありがとう、緋那!」
「じゃあ、明日菜乃香の家いくね
時間は?」
「あ、えっと.....
朝の9時に来てくれたら大丈夫!」
「分かった、じゃあ9時に」
「うん、また明日ねー!!」
まさかまさかの緋那もOKです
麗華さん、きっと喜ぶだろうな
なにわともあれ、
2人が一緒に働いてくれることになって
ほんとによかった♪

