「やるよ、やる！
うち昼からなら部活ない日多いし！」
「え、でもメイド服だよ？」
「なに言ってるの！？
メイド服は乙女の夢！！
着なきゃ損するよ！」
「そ、そうかな.....
でも、手伝ってくれるのは助かるよ！
ありがと、雅」
「こちらこそ！
早速明日顔だすよ！！」
「うん、待ってるね！」
まだ少しは望みのある雅に電話したら
すごくノリノリでOKされた
まさかOkがもらえるとは
思ってなかったなかったので驚きです
でも、
知り合いが一緒の職場にいるのって
とても心強いしよかった♪
次は緋那ね.....
まぁ、緋那は無理だろうけど
言うだけ言ってみますか！
「もしもし、緋那？」
「あ、菜乃香？
どうしたの、何か用？？」
「え、なに？
菜乃香ちゃんからなの！？」
受話器の向こうから
称磨君の声まで聞こえてきた
もしかして、私２人の時間を
邪魔しちゃったりした！？
ど、どどどどどうしよ.....
「うっさい、あたしと菜乃香の
会話にはいってこないで！」
「いった！
ちょ、分かったからそれで殴んな！
もう邪魔しないから！！」
受話器の向こうでも
お決まりのやり取りをしてるみたい
そして、緋那にとっての邪魔者は
私じゃなくて称磨君なんだね
