「さぁ、菜乃香ちゃん!
つべこべ言わず、これを着るのよ!!」
「いやです!無理です―!!」
現在私は、
不敵に笑う麗華さんに襲われています
なぜこんな状況になったのか.....
それはほんの少し前に
さかのぼっちゃいます
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「菜乃香ちゃん!聞いて聞いて!!
前に手伝ってほしいって言ってたお店が
試しオープンできることになったの♪」
「ほんとですか!?
おめでとうございます!!」
「ありがと。
でね、夏休みの間だけ
開けることになってるんだけど、
売上次第ではそのまま続けていいって!
だから菜乃香ちゃんも覚悟して!!」
「はい!
覚悟はできてます!!
私、精一杯頑張ります!!!」
「よし、いい返事ね♪
じゃ、さっそくこれを着てみて」
「え?なんですかこれ??」
「営業用の服よ♪」
「っへ!?
これを着るんですか!?」
「そうよ、さぁ、早く着替えちゃって」
「む、無理ですよ!
メイド服んなんて、無理です!!」
「なに言ってるの!?
覚悟きめたんでしょ?ささ、着た着た!!」
「いーやーでーすー!!」
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そして、今に至ると言うわけなのです

