「あ、えと.....。
なんでもない、なんでもないよ」

「ふーん、そう?
ならいいけど.....」


危ない、危ない

もう少しでどよよーん空気
になっちゃうとこだったよぉ


「雅の彼氏なら遅れるってさ。
どんなのか興味あるよね」

「エ、エスパー!?」

「菜乃香の考えてることくらい分かるよ」


緋那がフフッと柔らかく笑った
女神様みたい.....

なんか本当に心が読めそうな気がしてきた

うん、緋那ならありえるかも.....


「ささ、脱いだ脱いだぁ!」


変体おじさんのようなことを雅が言う

しかも今にも襲い掛かってきそうな勢いだ


「落ち着け!」


ゴンッといたいたしい音を立てて
緋那が雅の頭を小突いた



ちなみに水着はこの海計画が立てられて
3人で買いにいったんだぁ

雅は黄色とオレンジののワンピースの水着
緋那は黒の大胆なビキニ

そして私は.....
ピンクのビキニ

下がスカートタイプで上もフリル着いてて
緋那より露出の少ない奴だけど.....

やっぱ、恥ずかしいよぉ


「菜乃香いい!
やばいよ、胸おおきー」

「ひゃっ!!」


雅が私の胸に顔を摺り寄せてきた

ちょ、恥ずかしいから/////