「あればれてたの?」
「ばれてないと思ってたの!?」
「.....忍者に弟子入りしてきます」
そういって雅はスタスタと歩いていった
.....けど、先生が入ってきた
「涼風なにしてる?早く席に着け」
「先生、止めねぇでくれ!
あっしは忍者に会わねばならぬのだ!」
「.......馬鹿な事言ってないで早く席に着け」
先生と雅のやりとりを見て
皆が大笑いする
雅、本気で忍者がいると
信じてるんだ.....
「未影、気をつけて。
嫌な予感がする」
「えっ!?」
そういって緋那は席に着いてしまった
どういうこと?
気をつけてって何に??
嫌な予感って......
「ほら、日坂も席に着け!
なにボーっと突っ立ってんだ?」
「えっ?
あ、ごめんなさい.....」
先生の声でわれに返った
頭の中でグルグルいろんなことが
浮んでは消えてゆく
あの人.....
この学校にまで来て
何をしようとしているの!?

