借金とりとおにごっこ!?


なんだったんだろ?

そーいえば、ここの制服着てた!


ってことは同じ学校だったの!?


「ねぇねぇ、雅!
さっきのとなんとかさんって
この学校にいたっけ?」


名前は覚えにくい人だけど
顔はインパクトがあるから
一度見てたら覚えてると思う

それほどとなんとかさんはかわいい!
なんかオーラが違うって感じ!!


まぁ、私が知らなかっただけかもしれないけど.....


雅はこうゆう人物に関しての情報は
誰にも負けないってぐらいすごい!!

なんか、本人いわく
『一度見た顔は忘れないのっ!
ほんとに覚えなきゃいけないのは
ぜーんぜん覚えらんないんのにね!!』
とのことです

確かに、私も興味がない
数学の公式とかは覚えられないんだよね...


「ううん、絶対いない!
だってあんな可愛い子いたら
うちが知ってないわけがなかろう!!」

「雅が知らないなら、違う学校の人か...
でも、ここの制服着てたような気がするの」

「大方、今日この学校に転校してきた
ってとこじゃない?
さっき先生に職員室へ連れていかれてたし」

「なるほど!さすが緋那だね!!
ってことはさ、あのとなんとかさんと
同じクラスになるってこと!?」

「斎城さんね!
同じクラスはないと思う。
このクラス緋那が来たばっかでしょ?」


なぬっ!?
となんとさんでもなかったのか!!

となんとかさんは
さなんとかさんだった!!


うーん、なんかややこしい

で、結局なんて名前だっけ?
興味がないことはやっぱ覚えられないねぇ


「まぁ、もしこのクラスに転校生くるんなら
もうとっくに雅がしってるはずよね」

「あったぼーよ!
緋那の時だっていち早く情報手に入れたもん」

「うん、知ってる。
校長室の会話盗み聞きして
ビックニュースだぁ!
って走っていくの見てたから」