借金とりとおにごっこ!?



「うわっ!」


タクシーに乗って着いた場所


それは、ドーンと建っている大豪邸


もう、大きいなんてレベルじゃない

バチカン市国ぐらい
この中に入ってしまうんじゃないか?
っていうぐらいBig!!


夕矢って、ほんとお金持ちだったんだ!


どーりで1人であんなマンション住んで
高いお店にすんなり入るわけだ!


「行くぞ」

「あ、うん!」


門を入ると庭があった

光輝く噴水と水
美しい花や木


そして庭を抜けるとお城のような家



その全てがまるで
おとぎの世界から抜き出したみたいに
きらきら光って綺麗だった



「夕矢、何者!?」

「は?
何者って、普通の人間だけど」

「いやいや、普通の人間じゃないって!
家にドラ〇もんとかでも居ないかぎり
こんな家なんてありえないよっ!
なんの道具使ったの?
やっぱりビッグライト??」

「.......頭大丈夫か?」

「いたって正常でございますっ!」

「頼むから、親父とおふくろの前では
ちゃんとしてくれよ」

「私はいつでもちゃんとしてますっ!
で、ドラ〇えもんはどこにいるの?」

「.........頼むから
ほんとにちゃんとしてくれよ」


さっきから、ちゃんとしてくれって...


私がいつもちゃんとしてないっていうの?

失礼ねっ!!