「みっかげー!
あいたかったよぉ~」


教室に入るなり
雅がものすごい勢いで飛びついてきた


「雅~!
私も会いたかったよぉ」

「1日会わなかっただけで大げさ」

「あ、緋那も会いたかったよぉ」


そういって今度は私が緋那に
抱きついた...........


と思ったらあっさり避けられてしまった



「うぅ~。
緋那ひどい~」

「だから大げさだって言ってるでしょ」

「で、どうしたの?
熱でもでちゃったわけ?」

「ちょっとね」

「え~!
親友に隠し事はなしだよ!!」

「はい、詮索しないの雅。
誰だって隠したいことの一つや二つ
あるでしょ」

「む~、ま、いーや!
話せるようになったら話してよね☆」

「うん、話すよ。
全部、話すよ」



そーだよ

いずれは話さなきゃいけない


私が借金背負ってることも
このもやもやしている、嫌な記憶も



そして、話すということは
私は思い出さなきゃいけない


思いださなきゃいけないんだ........



そういえばテストは2位でした

10位以内に入れたから別にいいけど
1位夕矢って言うのは気に入らない

家で勉強するそぶりなんか
全然見せてなかったのに
いつの間に勉強してたんだろ.....

とっても不思議です