18歳の夏の事。私は彼に出会った。 私はナオ。中学までは冴えない感じで高校デビュー。友達とつるんで悪いことも多少してきた。2股3股は当たり前。タバコも酒もかっこつけてした。朝帰りも当たり前。そんな生活のなかでその頃定番となってた週末制服合コンの幹事をしていた。(幹事だからどうせまた次のコンパのセッティングの為のコンパかぁ〜。)ナオはいつも幹事で盛り上げ役。持って帰られるがその1日だけの関係で『彼氏』という存在はできなかった。その日も同じように盛り上げて時間はすぎいつものようにアド交換だけで終了した。次の日その中の一人から「今日男3人でいるけどバイトおわったらこない?」といわれまあいっかみたいなのりでカラオケにいった。テーブルの上にウォッカとジン。そして紙コップ。まあ言われるがままモクでのんで2杯で天井ぐるぐる記憶がとんだ!気が付くと小学校の遊具の中。さっきまで一緒にいた3人のうち一人が上にまたがってた。抵抗したが男の力にかなわずあきらめかけたその時、男の携帯が何度も激しくなった。男は「ちっ」とその場をあとにした。すぐに男に電話をかけた『文太』からの電話。「近くの浜辺まできて」といわれナオは素直に応じた。