「九尾様。復活をお待ちしておりました。」

「皆あなたがいない間私に仕えてくれたのよ。私が帝に捕まりそうになったのを助けてくれて。」


妖達を見下ろした九尾は優しく女に言った。

「我が配下がお役に立てて嬉しゅうございます。」

頷いた女はさぁと微笑んだ
「後は最後の一匹。」

神獣達の頭。

「ヤマタの大蛇(おろち)」