「さて、本題に入ろう。」 コウタは立ち上がって奥の部屋に入って行った。 そしてすぐに何かを持って戻って来た。 「どれが良い?」 そう言ってあたしの前に3つの鍵を出した。 「どれって言われてもどれも同じじゃん。……てか何の目的のものなのか説明してくれないと選べないし。」 「そうだな。説明してからじゃないとわからないか。じゃあ奥の部屋にとりあえず行こう。」 コウタはそう言ってあたしの手を引いて奥の部屋へと向かった。