中を覗くと、長い廊下になっていた。



床はフローリングで、幅1.5メールくらい。



天井には等間隔で灯りがある。





あたしは恐る恐る廊下を進んだ。




―――誰もいないのかなぁ?




すると、また着信があった。




―やっと来てくれた。早く会いたいね。―




やっぱり中に人がいるみたいだ。



それにしても内容が気持ち悪い。



文面から相手が男であることは確かだ。




しばらく歩いていると、またドアがあった。






コンコン





あたしは閉まっているので、そのドアをノックした。