「―――― 珠李…。」


今でも後ろの席から
聞こえる彼方の声…


思わず振り返ってし
まうほど愛しい彼方


「――― 好きだ…。」


嫌なくらい言ってく
れたね?それが彼方
の最後の言葉だった


あの日…何であんな
目に彼方がならない
といけなかったの?


「―― 悔い何てない。」

と、呼び掛けられて
いる気がしたよ…?
彼方が悔いが無いな
ら私はそれで…


最後に伝えますね。
今までありがとう
そして… 素敵な愛



―ありがとう―






remu.