目的地に着いたらしく、楓が止まった。

「あれ?ここって・・・」

私達が通う中学校の近くにある小さな公園。

「そう。俺がユリに返事を言って両想いになったとこ」

「覚えてたの・・・?」

「当たり前だろ!」