「あっここでいいよ。」 「え?家まで送るよ」 「あっ家ここだから(笑)」 「なんだよ!笑 つか家でけーなっ」 「並みだから!ありがとね」 「いいえ〜っんじゃまた明日ね!」 「うん!ありがとっじゃね」 家に入ると 笑みがこぼれる梨乃。 ふっと我にかえると 笑っていた自分が 恥ずかしくなってきた 自分の部屋にあがって 窓から外をみてみた 直人はいないけど まださっきの温もりは 残っていた気がした 「あー自分おかしいわ」 携帯を開くと 奈美から着信が入っていた