「梨乃…。ありがとな!俺、正直に言ってみるわ」






「それが一番!ちゃんと話し合いなね」







「おぅ!梨乃は恋愛どう?」








「今日、なんか雄也に似てるやついたんだよね」







「入学式で!?」







「そう。なんか、また雄也思い出しちゃったし。そろそろあきらめつけなきゃなのにね」







「無理すんなよ!一応お前女の子じゃん?雄也に似てるやつってどんな奴なの?」








「DDのファンで、雄也と同じ匂いがしたんだ。」







「そっかぁ。今、梨乃は狭間!って感じに見えるから、ゆっくり考えて進みなさいね」






「わかりやした!笑」





「よろしい!」





「だまれ(笑)!けどありがとう」







「おぅ!んじゃ俺、奈美んち行ってみるわ。」







「うん!行ってこい」







「おうっじゃあまた連絡するわ!じゃあな」






「あいよ〜じゃあね」






正弥と別れてから
あたしは近くの本屋に
雑誌を立ち読みしに向かった。






最近、暇なときはいつも立ち読みにきてる。