急いで彩花さんを見ると、冷たい目で睨まれた。


うっ… さっ最悪…


「友達…じゃないよね?」


嘘ついたのバレた…


「あ〜…えっと何ていうか…元カノってやつで…」


「ふぅん」


「あっでも今は何でもないから、友達かなって…ははっ」


あ〜何かグダグダすぎる。

ていうか彩花さんは何でそんな機嫌が悪いんだ?

嘘ついたのがそんなに気に入らなかったのかな…


「ていうか早く出よ」

「え、ちょ…彩花さんっ」


彩花さんがさっとファミレスの出口へ歩いて行くので慌てて後を追った。