「そ〜いえば男子達は〜?」


靴もなかったよね?

まだ来てないのかな?


キョロキョロと、家中を見回しながら聞いてみる。



「あぁ。買い出しに行ってもらったのよ。」

えっ?

「なんで蒼が知ってんの?」


今、あたしと一緒に来たばっかだよね?


戸惑うあたしに、携帯を見せる蒼。


「連絡しておいただけ」


「あぁ!なるほどねっ」


やっと状況把握。

大きく頷いてソファーに腰かける。



「多分ねぇ、もぉすぐ帰って来ると思うよぉ?さっき連絡あったからぁ〜。」