「じゃぁ…美奈達いくねぇ? 言いたかったことはそれだけだからぁ。」 言葉の途中でスッと視線を外した美奈。 このまま行かせたらダメっ! なんか言わなきゃ─…っ 「す…っ、好きだよっ!」 振り向いた4人の顔は間抜けみたいだし 静まり返った店内にも気付いてるけど それでも 美奈と向き合いたいから 「美奈のこと大好きだからね? でも、諦められなくて… どっちも大切なの!美奈も、俊も… だから…だから、その…」 .