「なら、信じるべきね。 美奈が裏切るとは思えないし きっと、なにか理由があるのよ。」 理由…かぁ… じゃあ、どーして何も 言ってくれないんだろ〜? あたしにも、蒼にも、言えないこと? 「んー。努力は、する…」 ─…はっきりしない返事。 それなのに、蒼は優しく頭を撫でてくれる。 努力は、する。 理由があるかもしれないっていうなら 信じてみたい…美奈のこと。 あした、頑張ってみよっかな… .