シャーペンと君とあたし




『─…頼む。』


えっ?俊?


心地よく響く声。


俊の声だっ!間違いないっ!





体が声の方へと引き寄せられる。









でも



『─…付き合って。』


俊のその言葉に足がピタリと止まる。



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