「うん…うん!!哲、ありがとう!」 「おう」 そうして哲はベンチへと戻って行った。 「わざわざ来てくれたんだぁ…」 あたしは思わず泣きそうになった。 哲、ありがとう。 みんな、ありがとう。 そして―――――…この空のどこかにいる君へ ごめんなさい