「寧々!陽菜!」 元気にあたしたちを呼ぶ声。川又望美。 望美は小学校の頃からの友達。 「おはー、のん♪」 「のん何組?」 「のん五組だよーう。 つまんないから一緒に居ようよ」 あたしと陽菜はもちろんokした。 キーンコーンカーンコーン 予鈴が鳴った。 「じゃあのん戻るね、またね〜」 のんはクラスに戻っていった あたしたちも席に着いた。