『おう真子か、何々早速俺に会いたくなった訳、



そうか、そうか本当に真子は可愛いな。』




銀ちゃんは私を抱き締めようとして、




私が手に持ってる、唐草模様の風呂敷に気がつく。




『真子手に持ってるのなんだ? 』




慌ててろに隠した。




『おい真子隠すなよ、見せてみろよ。』




駄目絶対駄目!




風呂敷を抱え込んで座った。




『隠すとよけいに見たくなるだろ。』





へっ、そう言うものなの?



手の力が緩んだ隙に、銀ちゃんに風呂敷に包んだ弁当を取られた。




「あぁそれは駄目、見ちゃ駄目だから。



銀ちゃんのエッチ。」




銀ちゃんがニヤリと笑い、『俺はエッチだよ、だからこれはいただき!』




もう意味分からないんだから。




お弁当は到頭銀ちゃんに奪われました。