パパがんばるよ、必ず又おまえと会えるように頑張る。




いつか必ず又おまえに会えますように。





「銀ちゃん!」




真子が俺を呼んでる。




俺の手を強く握る、俺はその手を握り返した。




「銀ちゃん真子が分かる?」



バカ真子は、分かるに決まってるだろうが。




「銀ちゃんごめんね、私もう何処にも行かないから、

私には銀ちゃんだけだから。


銀ちゃんがいないと生きて生けない。」




真子今言った言葉を信じていいんだよな。




俺はそっと目を開けた。




真子は俺を見て、大粒の涙を溢して「おかえりなさい。」と言った。





『バカ、それは俺のセリフだろうが、真子おかえり。』





もう真子を絶対離さない。