こんなことが俺は嬉しい。



真子さんは俺の手を組長の手と間違えている。




「銀ちゃんどこにも行かないで、


私の側にいて、赤ちゃん守って。」




『真子俺は何処にも行かないから、


安心して眠りなさい。』




俺は真子さんの額にキスを落とした。




「銀ちゃん好き!」




真子さんの心の中には、組長しかいない。




それでもいい、真子さんの力に少しでもなれるなら、



俺を組長と間違っていても、そんなことちっとも気にならない。




俺は今もこれから先の未来も、ただきみの幸せだけを願っています。




きみの幸せの為ならこの命も惜しくない。