「本当にレモンちゃんはハチミツとレモンが好きね」
『はい!』
今日みたいに味を自由に決めて良いときで、その素材に合いそうな時は大抵ハチミツとレモンを使ってしまう。
「だから人間のハチミツくんも好きなのかしら?(笑)」
『えっ…!///』
奈緒先輩のからかうような言葉に顔の温度が一気に上がるのが分かる。
「奈緒先輩はそうやってすぐ恋愛に結び付けたがりますね」
真実ちゃんがいつものように冷静に言い放つ。
「何よ~!可愛い後輩の恋を応援してあげてるんじゃない」
応援だったんだ…。
「そういうのお節介って言うんですよ?」
淡々としてるなぁ…。

