そんなあたしに気付いたのか練習が終わると優輝が耳元で 「団長のお前がでっかい声出さねーから1年も声出さねーんだよっ!!!」と囁いた。 それを聞いて顔が真っ赤になったあたし。 「ちはる、本当に好きだねー!」 追い討ちをかける優輝。 その時、先生が隣を通った。 「「あ。」」 優輝とあたしは先生に気付きハモってしまった。 さらに顔が赤くなるあたし。 それを見て笑う優輝。 先生にはどう写ってた? 今でもその答えはわからない。 でも先生、あの時あたしたちを見て微かにだけど笑ってたよ?