すると横の人も目の前にいた人も何も言わず立ち上がって去って行った。
涼風くんがあまりに怖かったから?
勝てると思えなかったから?
でもわたしはそれどころじゃない。
”人の女”って言われたことに内心有頂天。
ガチャンと台に日替セットらしきものを置くとわたしを見て口を開いた。
「あんなん相手にすんな。」
そう冷たく言って割り箸をパキッと2つに割った。
わたしも箸を取り出して弁当箱を開けた。
「うん、そうだね。ていうか…さっきからみんな見てない??」
そう、さっきから視線が相当スゴイ…。
みんな見ていく。
「目立つからな。菜穂も俺も。」
そう言いながらパクッとご飯を口に入れてた。
日替セットは今日はから揚げが4つくらいとゴハンとスープがあった。
ご飯は男の子らしいな、大盛り。
「そう…だよね。」
苦笑いしながらママの作った玉子焼きを食べた。
会話はあんまりなかったけど初めて一緒に食べたご飯。
緊張しまくった。
おいしいはずのお弁当の味がわからないほどに。
でも涼風くんのファンからの目線も気にせず笑ってた。
涼風くんがあまりに怖かったから?
勝てると思えなかったから?
でもわたしはそれどころじゃない。
”人の女”って言われたことに内心有頂天。
ガチャンと台に日替セットらしきものを置くとわたしを見て口を開いた。
「あんなん相手にすんな。」
そう冷たく言って割り箸をパキッと2つに割った。
わたしも箸を取り出して弁当箱を開けた。
「うん、そうだね。ていうか…さっきからみんな見てない??」
そう、さっきから視線が相当スゴイ…。
みんな見ていく。
「目立つからな。菜穂も俺も。」
そう言いながらパクッとご飯を口に入れてた。
日替セットは今日はから揚げが4つくらいとゴハンとスープがあった。
ご飯は男の子らしいな、大盛り。
「そう…だよね。」
苦笑いしながらママの作った玉子焼きを食べた。
会話はあんまりなかったけど初めて一緒に食べたご飯。
緊張しまくった。
おいしいはずのお弁当の味がわからないほどに。
でも涼風くんのファンからの目線も気にせず笑ってた。


