ハロウィンがどんな日かなんて、本当はどうでもいいのだ。

仲のいい者同士が集まって、みんなで何か一つのものを作り上げて、みんなで喜び、楽しみを分かち合う。

その過程が楽しいのだ。

「ねぇ」

本当は帰宅するつもりだったけど。

私はコートを脱いで鞄と一緒に机の上に置く。

「私もハロウィンパーティー参加していい?」