口元を押さえ一人どきまぎしてる俺を見ながら郁は一瞬首を傾げたあと、何か閃いたようにポンと手を叩いた。 「…如月……あぁ」 「え、何!?郁知ってんの!?」 コクコクと数回頷く郁に俺は勢い良く席を立ち上がる。 多分…いや絶対俺の顔今真っ青だ。 だって…何で郁が知ってんの!?俺だって知らなかった女の子なのに! ま、まさか…郁の彼女です、とか言わないよな!? 「…如月花恋だろ…?一般で桐花受ける子」 まさかの考えが頭を過る中、耳に留まった"桐花"の言葉。 …桐花って…桐花国際…?