すると、小さな箱が出てきた。 中を開けると、リモコンのような機械が入っていた。 ポチッと何かのボタンを押す。 運転手は懐中電灯を足元に当て、二人は五歩ぐらい下がった。 土が盛り上がり小さな扉が現れた。 運転手に続いて私も中に下りた。 どうやらこの中は監獄みたいだった。 運転手に付いていくと、階段に差し掛かった。 下りていった場所は地下の一階。 懐中電灯が何かを捉えた。 誰かが立っている。 後ろ姿のその人はとても大柄だった。 「お待たせしたね」