バスは俺が起き出した時から、ずっと霧の中を走っていた。 本当にもうすぐあの場所に着くのだろうか? 「重盛さん、右上にある小箱を開けてください」 俺は言われた通りに小箱を開けた。 中に入っている物を手に取った。 白い紙で包まれたていた白い団子。 「これは?」 「それは現世で肉体を失ったあなたを、ほんの少しの時間だけ復活させる団子です。 分かりやすく言うと酸素みたいな物です」 それを聞いて少し納得した。 俺は団子を食べた。